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名品図鑑-Vol.6-

名品図鑑 vol.6

Photo:Yamauchi / Edit:Kodama

CollectとSavil、そしてCOLLECT STORE(オンライン)のスタッフが
それぞれの”名品”を語る連載記事『名品図鑑』。
私たちが長く使い続けているもの、愛してやまないものをご紹介していきます。
今回は初回ぶりに登場するあのスタッフも…!
第6弾も読み応えのある内容になっておりますので、
ぜひ最後までご覧ください!

青春の音楽

Sasaki / Store Manager

先日、宮崎で行われたbrahmanのLiveに行ってきました。
Liveが行われたのは平日の火曜の夜ってことで「行くしかないでしょ!」って意気込んでいたのですが、
当日の佐々木は病み上がりのバッドコンディション(笑)
感想としてはやっぱり30年続くバンドって本物だなと。圧巻のライブパフォーマンス、完全に心を持っていかれました。
病み上がりなんてのなんのその。色々と吹っ飛びました。
宮崎って土地柄、あまりアーティストの方が来ず、なかなかLiveに行く機会も少ないのですが、
ライブ会場の空気感だったり、生音ってやっぱり良いものですね。

  • アディダス愛。

    名作と言われるスニーカーって、ネーミングセンスが良くないですか?
    特にadidasのネーミングが好きで、「スタンスミス」「サンバ」「スペツィアル」「ガゼル」「マイクロペーサー」「アディマティック」、さらには各都市のシティシリーズなど、挙げるときりがありません。どのモデルも、デザインと名前が不思議と合っているんですよね。
    その中でも「スーパースター」「プロモデル」「ブセニッツ」の3型は、自分が愛用しているモデルです。特に「スーパースター」という名前はド直球で大好きです(笑)

    自分が愛用しているこの3型に共通しているのはが、すべてスケートボーディング ADVシリーズだということ。
    もともとadidasのスニーカーは好きでよく履いていたのですが、自分の足に合っていないのか、1日の終わりに「なんか疲れるな~」と感じでいました。
    そこで出会ったのが、このスケートボーディング ADV。
    自分はスケボーをするわけではないのですが、スケートカルチャーは好きだし、「これ履きやすいし良いじゃん」というノリで、気づけば1足、2足、3足と増えていきました。
    ちなみに「スケートボーディング ADVって何?」という方に簡単に説明すると、スケボー用に作られたラインで、耐久性や衝撃吸収性が高められたモデルのこと。立ち仕事の自分にはぴったりです。

    最初に買ったのは「ブセニッツ」。きっかけは、雑誌『POPEYE』でNEATのパンツに合わせているスタイリングを見たことでした。ポテっとしたフォルムに一目惚れして購入し、そこから履き心地に魅了されて、高校生以来となる「スーパースター」を、さらに「プロモデル」を買い足していきました。
    また、adidasのスニーカーの良さは、ヨーロッパ由来の洋服に合うところだと思っています。
    合うというより、「合わせたい」願望が強いのかもしれません(笑)。
    フランス軍のM-47やM-64、M-57のチノパンツには、ヨーロッパ発祥のadidasを無性に合わせたくなるんですよね。
    とはいえ、ヨーロッパ縛りにも限界があり、リーバイスやディッキーズといったアメリカ由来のパンツに合わせることもあります。
    そのときは、好きなアーティスト(アメリカ人ばかり)をイメージしてスタイリングすることが多いです。
    Run-DMC、Beastie Boys、Korn…。みんな「adidasといえば」と頭につけたくなるような存在で、自分にとっては全員スーパースター。知らない方はぜひYouTubeでMVやライブ映像をぜひ見てみてください。もれなく全員adidasが似合っていて、本当にかっこいいです。

    近年はPRADAやBALENCIAGAといったビッグメゾンとのコラボもあり、もはやスポーツメーカーの枠を超えているのかもしれませんね。
    長々とadidasへの愛を語ってしまいましたが、今年はサッカーのワールドカップがあります!
    日本代表のユニフォームはもちろんadidas。
    みんなでadidasのアイテムを身にまとって、日本代表を応援しましょう!

  • 白パンのススメ。

    定期的にやってくる白パンのムーブに入っている佐々木です。
    店頭でお客さんと話していると、「汚れが気になる」「透け感が気になる」「合わせにくい」などさまざまな理由で白パンを敬遠してきた方が多いように感じます。
    ここからは佐々木の独断と偏見ですが、白いTシャツ、いわゆる白Tを1枚も持っていない人って、少ないと思うんです。

    なぜみんな白Tを持っているのか。
    それはシンプルに合わせやすいから。白Tに合わないパンツなんて、ほとんどないですよね。まさに夏の万能トップス、それに尽きます。
    じゃあ、白Tは着るのに、なぜ白パンは履かないんだ。トップスの白がボトムスの白に変わっただけじゃないか。だったら白パンも合わせやすいでしょ、ということで佐々木の短絡的思考の出来上がりです(笑)
    もしこの考え方が間違ってると思ってもそっとしておいてください。ファッションは自由だけど自由じゃない。みんなそれぞれの答えがあっていいと、自分は思っているので。

    前置きが長くなりましたが、白パンヘビーユーザーな自分が愛してやまない一本がこのblurhmsROOTSTOCKのLight oz Denim Military Trousers。
    生地は夏でも快適なライトオンスのデニム。さらにトラウザーズ仕様で、品の良さも兼ね備えています。(5ポケットのデニムって、意外とポケットの出し入れが面倒なんですよね…)
    2タック入りで腰回りにゆとりがあり、肌に触れる面積が少ないので、生地の軽さも相まってより涼しく穿けます。夏にショートパンツをあまり履かない自分にとって、なくてはなくてはならない存在です。

    とにかく“いいとこどり”な一本なので、つい、白パンビギナーのお客様におすすめしてしまいます。
    ちょっとした汚れもひとつの思い出になりますし、なんならその汚れに対しても愛着が湧いてきたりもします。
    自分も別メーカーの白パンを自転車のチェーンで汚してしまいましたが、「これもひとつのアジ」と捉えて絶賛愛用中です。
    もしどうしても気になる汚れがある場合は、自宅で漂白しています。綿100%だからこそ生地も扱いやすくて、そこもお気に入りポイントの一つ。

    自分はよく、白パン以外を全てブラックでまとめたモノトーンコーデをしていますが、時には赤や黄色のカットソーを合わせて原色コーデも楽しんでいます。なんなら攻めて、全身白のオールホワイト、“狂気の桜”コーデも気に入っています。(「狂気の桜」は窪塚洋介が出演している映画です。当時、「平成維新だ、バカヤロー!!」のセリフに痺れました。

    皆さんも白パンで、冬支度ならぬ夏支度をぜひ!

春の恵み

Todo / Savil / Savil Manager

自分でも料理をするので美味しそうな食材を見るとワクワクしてきます。
休みの日は道の駅を巡り、食材調達に出かける事もしばしば。
最近のお気に入りの野菜はシャキシャキ感がクセになるスナップエンドウです!
実はこの歳になってからちゃんと食べました。
茹でて塩昆布とゴマ油とあえればめっちゃ美味しいので、ぜひ試してみてください!

  • 無骨さの真骨頂。

    同年代のアメカジ好きは、みんな一度は憧れたであろうレッドウィング。
    数あるブーツメーカーの中でも、特に爆発的な人気を誇ったのがアイリッシュセッターではないでしょうか。

    学生時代、私が最初に手に入れたレッドウィングも、アイリッシュセッターのモックトゥ8875でした。
    意気揚々と「これで大人の仲間入りだ」と思っていたものの、それまでスニーカーしか履いてこなかった自分にとっては、正直かなり履きにくかったのを覚えています。
    足首に鉛でも巻いているかのような重さ。カチカチの革に圧迫される甲やくるぶし。
    それでも、デニムと合わせた時のスタイルがたまらなく好きで、雑誌のモデル達に少し近づいたような気分でした。
    その流れで黒も欲しくなり、手に入れたのが同じくモックトゥの8179。この黒に関しては見事に偽物を掴まされまして、文字通り黒歴史です。

    とはいえ、偽物だったからこそ雑に扱い、手入れもそこそこに履き続けていた結果、想像以上の経年変化に。
    見た目の雰囲気だけでお酒が飲めるくらいになりました。この時の経験でなんとなく“味の出し方”を覚えた気がします。

    その後、友人からレッドウィングエンジニアブーツの2268を借りる機会があり、そこで完全にハマってしまいました。
    エンジニアブーツはもともと工場などで働く技術者用の安全靴でしたが、映画『乱暴者』でマーロン・ブランドが着用したことをきっかけに、バイカーたちに広まった背景があります。今ではそのイメージの方が強いかもしれません。

    そこからスエードのエンジニアブーツにも興味が湧き、靴屋に8268を試し履きしに行ったのですが、
    「あれ?なんか違うな…」と違和感。そしてすぐに現行モデルはディテールが異なることに気づきました。
    それからというもの、古着屋やネット、リサイクルショップをひたすら探し続け、ようやく辿り着いたのがエンジニアブーツ8268、しかもPT83!
    PT83とはプロテクティブトゥの略で、アメリカの工業規格の安全基準に1983年に合格したもの。
    この頃のエンジニアブーツは現行と比べてシャフトが細くなっている分、パンツの裾がもたつかずスッキリとしたシルエットになります。
    さらに足首のベルト位置も低く、裾からチラッと見えるのがたまらないポイントです。
    ベルトがチラリと見える事で、「これ現行じゃないんだよ?」と勝手に自己満足に浸っていました。
    実際、古着屋のスタッフに、ベルト位置で気づかれて声をかけられることも多く、ちょっと嬉しかったりもしました。
    無骨な見た目に、丸みを帯びた少し反り気味のつま先。足首とふくらはぎを程よくホールドしてくれる履き心地と、アスファルトを歩くたびに響く“カツカツ”という音。

    ライダースにデニム、そしてエンジニアブーツ。この組み合わせをしたときの「最強装備が揃った」感覚は今でも忘れられません。なんといっても当時好きだったミュージシャンたちも、同じようなスタイルで雑誌に載っていて、履けば履くほど好きになり、どんどん愛着が湧いていきました。
    言わずもがな、女子ウケは相当悪かったですが(笑)
    でも、自慢の逸品って人から羨ましがられるものというより、自分がどれだけ愛情を注ぐかじゃないでしょうか!

  • 異国の地で出会った一本。

    アメリカのフリーマーケットで一目ぼれして購入したものです。
    値段は30ドルもしなかったと思います。
    そのときは特に時計を探していたわけではなかったのですが、見た目のデザインに心を奪われてしまいました。
    メーカーの知識や背景も知らないまま、即決で購入しました。
    時計に関しては、メカニックなデザインよりもアンティークな雰囲気が漂うデザインが好きで、やっぱり物の歴史や使用感から滲み出る温かみ、古い映画に出てくるような佇まいに惹かれるんだと思います。
    レトロ、アンティーク、ヴィンテージって、男心をくすぐる魔法の言葉ですよね。

    自分の中で時計といえばラウンドケースのイメージがあったのですが、これはレクタンギュラーケースで、さらに角が丸みを帯びたクラシックな雰囲気。
    勝手な想像ですが、純喫茶にいそうなシルクハットが似合う、ステッキを持った紳士が身につけているような空気感があるなと思いました。
    漠然と、人とは違った形の時計がいいなと思い描いていたので、「こういうの欲しかった」が詰まっていた一本です。

    文字盤も、12と6のみの表記で、残りはラインのシンプルな表示。配色もモノトーンでよりクラシックな印象を引き立てています。横から見たときの流線型や、手首に沿うようにフィットする感じも心地いい。
    もちろん、有名な時計には歴史的価値やブランド力、機能性など魅力的な部分がたくさんあります。
    それでもデザイン性だけは負けていないと思っています。
    正直、見た目だけで購入しましたし、メーカーのことも分からず、価格も安価だったので、心のどこかで「すぐに壊れるだろう」と思っていました。
    それでも思い入れがある分、大事に扱い続け、今でも活躍しています。
    結局この時計に出会ってからは、見た目の美しさ、お気に入りの度合いにおいて、これを超えるものに出会っていません。

    前職ではスーツを着て販売員をしていたのですが、このクラシックな雰囲気がまたよく合うんです。
    レクタンギュラーケースに革ベルト、白黒の配色がコーディネートの邪魔をせず、ギラつきを抑えた落ち着いた印象にしてくれるのも気に入っています。
    ジャケットの袖口に収まりやすい縦長の形も、採寸のときにひっかからず、つけ心地も良かったです。
    お客様から「どこの時計ですか?」「珍しいデザインですね」「いい雰囲気の時計ですね」と声をかけていただくこともあり、まるで自分の可愛がっているペットを褒められているような、そんな嬉しさがありました。

    決して値の張る品物ではないですが、「安くてもこんなにいいものを見つけた」感じが満足感を得られるポイント。
    20年以上前に手に入れた時計ですが、今も変わらず、しっかりと時を刻み続けています。

 

記事監修スタッフ:kodama
身長:158cm
2022年入社。大手セレクトショップで5年半、Collectで1年の販売員を経て、現在はJOURNAL制作を担当。カジュアルをベースに女性らしさや“今の気分”に合ったアイテムを柔軟に取り入れたスタイリングが持ち味。
プライベートでは一児の母。趣味は映画観賞で、見た映画の数は700本を超える。

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