名品図鑑 -Vol.2 -

Photo:Yamauchi / Edit:Kodama
先月からスタートした新企画「名品図鑑」。
CollectとSavil、そしてCOLLECT STORE(オンライン)のスタッフが
好きなアイテムを自由に紹介していく連載記事となっています。
第2回目には店頭スタッフ3名と、普段は表に出ないWEBスタッフも登場!
数多くのブランドやアイテムを知り尽くした彼らが
思わず“偏愛”してしまったアイテムとは?
今回も楽しんでご覧ください!
映画「旅と日々」
Yamauchi / Collect / Manager
最近観た映画の中でもお気に入りなのが「旅と日々」という映画。
今月は気温的にも寒くなって、"師走"と言われ、世間が慌ただしく生活している中で
この映画を観れたのはタイミング的にも良かったかなと。
特に目的もなく旅に出て、行き当たりばったりで余白のある中過ごすのも
また違った良さがあるのかなと感じさせる映画でした。
皆さんも是非。
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DAIWA PIER39 / GORE-TEX INFINIUM TECH MIL ECWCS PARKA – Black
新たな発見。
最近になって活躍しているのが、3,4年前に購入したダイワピアのこのシェルジャケット。名前の通り〈GORE-TEX〉を使ったモデルで、この寒い時期にめちゃくちゃ使えるなと、あらためて感じています。買った当初は、「GORE-TEX=雨に強い」という程度の認識で、着用機会はそこまで多くありませんでした。でも最近になって「これって風にも強いよね?」と思い、自転車通勤で着てみたら思いのほか快適で。肌寒くなり始めたこの時期は、専らこれを羽織って通勤しています。シェルジャケットはレイヤリングが醍醐味だと思うのですが、自分は暑がりなので、朝の出勤は“半袖T+軽い羽織り+ジャケット”、帰りは“半袖T+インナーダウン+ジャケット”。この組み合わせで、冬の寒い時期もちょうど良く過ごせています。これ一枚だと、暖かさはないですが、もっと気温が下がってもインナーで調整すれば暖かく着られそうで、最近の個人的な洋服事情としては大きな発見でした!
着てなかった服の本当の良さに気づいて、ちゃんと用途に合った着方ができるようになる――ちょっと大人になった気がします。 -

HARROGATE / KENSINGTON サイドゴアブーツ – BLACK FRENCH CALF
コスパ最強のブーツ。
取り扱いを始めたファーストシーズンに購入した一足です。ハロゲイトは当時から気になっていたメーカーで、当店で扱えると決まったときは非常に嬉しかったのを覚えています。シーンを問わずガシガシ履けるサイドゴアがほしいと思っていたタイミングで、この型のサンプルを見せていただき、一瞬で気に入り即決でオーダーしました!見た目は少しシュッとして、アッパーはフレンチカーフ。ソールはダイナイトソールなのでガシガシ履けるのに、すっきりとしたデザインが個人的にハマり、かなり愛用しています。革靴のデメリットとして「履き始めは足が痛くなりやすい」という声をよく聞きます。しかし、ハロゲイトの革は非常に柔らかく、履き始めから足に寄り添うように馴染んでくれます。ストレスなく履けるこの快適さも、ハロゲイトをおすすめできる大きなポイントです!そして何と言っても、コストパフォーマンスの良さ。これだけのスペックなのに、価格は三万円台。「このクオリティで!?」と誰もが驚くのではないでしょか。お財布にも優しい、いろんな意味でありがたい一足です!
推しの女の子
Makino / Collect / Store staff
最近、「はなのにちようび」というYouTubeにハマっています。
イギリス留学中の女の子が日常生活を配信している動画なんですが、
とてもゆるくて飾り気のない感じがすごく良くて、最近の癒しになっています。
ファッションも90年代っぽさがあって素敵なので、気になる方はぜひ見てみてください☆彡
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AURALEE / LIGHT WOOL MAX GABARDINE TWO-TUCK SLACKS (レディース) – Top Black
万能パンツ。
約二年前に購入した、オーラリーの定番素材のスラックス。綺麗なスラックスが一本ほしいなと思っている時に出会い、シルエットの美しさに感動して購入しました。ストンと落ちる綺麗なラインと、生地の繊細な光沢感が特徴で、一気に上品に見せてくれるところがさすがオーラリー。薄すぎず厚すぎずで、通年履けるのもありがたいところ。個人的には、仕事の日はブランドのアイテムと合わせたり、休みの日は古着と合わせたりして、かなり自由に履いています。しわになりにくく動きやすいので、仕事でもプライベートでも本当に出番が多い一本。
ある日、このスラックスを履いて友達と公園でハンバーガーを食べていたら、ソースを思いっきりこぼしてしまい大焦り。その後家で手洗いしたら光沢感がなくなってしまいとてもショックでした。ケアは慎重にするのをおすすめします…。上質なアイテムを日常生活で気にせず着こなす人に憧れるので、これからも大事に穿き続けたいなと思っています。 -
LORO / 私物
私に自信をくれるジュエリー。
1年半前に購入して以来、お気に入りで愛用しているLOROのシェイプリング。ロロ(LORO)は菅原美裕さんがデザイナーを務めるジュエリーブランドで、先輩社員さんがつけているのを見て、一目ぼれして購入しました。ダブルフィンガーで着用するこのリングは、内側に小さな丸玉がついているのがポイント。この丸玉は自分側からしか見えないので分かりづらいですが、その特別感が逆に良くて、ふと目に入るたびにときめきと安心を感じさせてくれます。
店頭でレジをしているとよく、「そのリングどこのですか?」「指、動かせるんですか?」と聞かれることがよくありますが、見た目に反して手作業は問題なし。なんならタイピングも全然いけます(笑)手元はすごく目に入るところなので、LOROのようにシンプルなのに細部へのこだわりを感じる、存在感のあるジュエリーをつけていると、自分に少し自信が持てるような気がします。他のアイテムもこれから集めていきたいと思う、素敵なジュエリーブランドです。
冬の必需品
Todo / Savil / Savil Manager
先日、休みの日に家の掃除をしてこたつを出しました。
いやぁダメですね。外に出る気力が全くなくなりました。
ずーーーっとこたつでおやつ食べながら動画観てました。
そのまま昼寝からの、起きてまたおやつ。
罪悪感でいっぱいの休日もたまにはいいかも。
みなさんもついついやっちゃうって事ありますか?
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AUBERGE / BIO – Indigo OW
育てるという醍醐味。
デニム好きなら誰もが憧れる リーバイス1st モデルのデニムジャケット。でも、そもそもオリジナルを見つけるだけでもひと苦労なんですよね。見つけても「袖や着丈が短い」「色落ちが好みじゃない」「そもそも入らない」など、悩みが尽きない…。じゃあ復刻を買って自分で育てるか、って思っても、理想形になるまでに時間がかかって諦めてしまったり…。やっとの思いで出会ったモノも、久しぶりに着てみたらいつの間にか体型が変わっていたり…。
そんなこんなで数十年。でも、AUBERGEのBIOを着た時、あの大先生の名言「諦めたらそこで試合終了ですよ。」が頭をよぎり、もう一度育てたい熱が蘇ってきました。当時のデニムジャケットは、ニットやスウェットを中に着られないようなジャストなサイズ感が多いと思うのですが、このジャケットはサイズ感も今の気分に落とし込まれているので、厚手のインナーだって着用できる。車移動が多い自分にとっては、寒い季節でもニットやスウェットの上にこれを羽織るくらいがちょうどいい。それと、腰についているレザーパッチの洗濯後の質感が好きで、着用時につい“ぐにぐに”いじってしまいます。 -

ENGINEERED GARMENTS / Fatigue Pant – Cotton Double Cloth – Black
ファッショナブル"作業着"。
カジュアルにガシガシと楽に穿けるパンツを探していた時に出会ったファティーグパンツ。シルエットは太めで、ウエストのドローコードがポイント。お腹周りが気になる方の強い味方です。「ちょっとそこまで」の時や、シンプルな服装の時でもおしゃれ見えするところも気に入っています。普段あまり鞄を持たない自分にとっては大きなポケットも魅力で、財布や携帯など何でも入れてしまいます。最近休みの日はどこに行くにも、何をするにも、ほとんどこのパンツ。丈夫だし、素材もコットンで楽だから。
最初はきれいに使っていましたが、先日、庭でバーベキューをしたときは「終わったらすぐ洗濯機に入れればいいか」くらいの気持ちで、手についた炭や脂、焼肉のタレまでパンツで拭ってしまいました(笑)そのくらい荒く使っても、コットンなので洗濯すれば大丈夫だと思っています。そして、そんなふうにラフに使った後の生地のくたっとした柔らかさやスレ感の仕上がりがまたいいんですよ。
セレクトショップはもう来年AWです。
AM / Web Director
メルマガを受信されているお客様にはご存知の毎週水曜にニュースメルマガをお届けしているスタッフです。
やっと冬が来たかと思えば、セレクトショップは来年AWの仕入れが早くもスタートしました…。
今後、取扱いのないオススメグッズなどもご紹介できればと思います。よろしくお願いします!
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nanamica / Button Down Wind Shirt – Grayish Navy
服好きを唸らせるシャツ。
取引先のブランド営業さんよりご紹介いただき、初めて訪問した nanamicaの展示会で気に入ったボタンダウンシャツ。入荷まで待ちきれず、展示会の直後にnanamica直営店で購入。それから毎シーズン色違いを手に入れており、今では5,6着ほどを愛用しています。年間通して多くの洋服に触れていますが、このようなことはあまりなく、自分でも驚きでした。適度にゆったりとしたリラックスフィットで、Tシャツの上に羽織ったり、冬はインナーとして年間通して使いまわしています。コットン100%の生地は、1日着用すると襟裏の汚れが気になることがありますが、このシャツはオーガニックコットン/コーデュラ ナイロンオックスフォード生地のためか、ほとんど気になりません。場所によって糸番手や運針が異なり、3本針の箇所は着用を重ねるとパッカリングが生まれ、表情の変化も楽しめます。また、襟のボタン裏には力布もちゃんと設けられていて、抜かりのない仕上がりです。服好きにはたまらない、こだわりが詰まった一着。自分の新たな定番に出会えて良かったです。
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MONOLITH / BACKPACK OFFICE
隙がないバックパック
オールブラックで仕上げたヘッドポーターのデイパックを長年使用してきましたが、さすがにヘタリが出てきてしまい、日々あらたなディパックを探していました。そんな中で出会ったモノリスもオールブラックで、次の候補としてとても気になり、取扱前から某セレクトショップまで見に行ったほどでした。「ミニマル」と「機能性」の相反するテーマを掲げるモノリス。全ラインナップを解釈して選択したのがOFFICEシリーズでした。位置づけとしては PRO と STANDARD のちょうど間くらいで、生地は PRO、仕様は STANDARD 寄りの“いいとこ取り”。他にはないパイピングも決め手でした。張りのある生地とサイズ感も相まって形は崩れず、一見、普段使いには大きく見えてしまいますが、脱いだアウターや資料も気にせず放り込める容量があって、とにかく使いやすい。ポケットも多くて、普段使いでも仕事でも頼りになるバッグです。日々使っているため段々とへたりが見えてきましたが愛着が湧いています。またいつかビビッとくる相棒に出会うまで大切に使おうと思います。
紹介アイテム一覧
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DAIWA PIRE39
GORE-TEX INFINIUM TECH MIL ECWCS PARKA – Black完売品
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HARROGATE
KENSINGTON サイドゴアブーツ – BLACK FRENCH CALF
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AURALEE
LIGHT WOOL MAX GABARDINE TWO-TUCK SLACKS (レディース) – Top Black
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AUBERGE
BIO – Indigo OW
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ENGINEERED GARMENTS
Fatigue Pant – Cotton Double Cloth – Black
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nanamica
Button Down Wind Shirt – Grayish Navy
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MONOLITH
BACKPACK OFFICE M完売品

記事監修スタッフ:kodama
身長:158cm
2022年入社。大手セレクトショップで5年半、Collectで1年の販売員を経て、現在はJOURNAL制作を担当。カジュアルをベースに女性らしさや“今の気分”に合ったアイテムを柔軟に取り入れたスタイリングが持ち味。
プライベートでは一児の母。趣味は映画観賞で、見た映画の数は700本を超える。










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