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名品図鑑-Vol.8-

名品図鑑-Vol.8-

Photo:Yamauchi / Edit:Kodama

CollectとSavil、そしてCOLLECT STORE(オンライン)のスタッフが
それぞれの“名品”を語る連載企画『名品図鑑』。
私たちが長く愛用しているものや、愛してやまないものをご紹介していきます。
今回は、20年以上大切に着続けているTシャツや、5回も買い替えながら使い続けている財布など、
日々の暮らしに深く馴染んだアイテムが登場。
それぞれの歴史や価値観が垣間見える内容になっています。
ぜひ最後までご覧ください!

4年に一度の熱狂!

Todo / Savil / Savil Manager

ワールドカップがいよいよ開幕しました。
参加チームも増え、今回はどんな大会になるのか楽しみです。
日本にはもちろん頑張ってほしいですし、海外のお気に入りの選手にも頑張ってほしい。
宮崎でどれくらい放送があるのかわかりませんが、
サッカーマニアの皆さん、睡眠不足と戦いながら、お仕事がんばりましょう!

  • ハット一筋、20年。

    宮崎の太陽が輝く季節になりました。
    日差しが強い日は帽子を被る人が増える時期。帽子といっても様々な形がありますが、自分は昔から好きな形があります。
    それはハットです。しかも中折れハット一択です。帽子はこの形しか持っていません!!
    20歳くらいの頃、休日に髪をセットするのが面倒だったことがきっかけで帽子を被るようになりました。好んでいたのはキャップ。
    当時は古着も好きだったのですが、BLINK-182を聴いていた影響でトム・デロングやトラヴィス・バーカーのような西海岸スタイルにも憧れていました。

    ただ、20代中盤になるにつれて足を出すことも少なくなり、ダボダボした服もあまり着なくなっていきました。
    そんな頃に見た、ジョニー・デップや浅野忠信さんが髭をたくわえ、ハットを被っている姿。
    これがとにかくカッコ良すぎて衝撃を受けました。
    その影響ですぐに帽子屋へ行き、KNOXというアメリカの老舗帽子メーカーの黒いフェルトハットを購入。
    KNOXは、1838年創業のアメリカ老舗ハットメーカーで、リンカーンやルーズベルト、ロックフェラーも愛用したことで知られています。
    クラシックな中折れハットやパナマハットが人気で、アメリカ最古の帽子ブランドの一つとも言われています。
    アメリカ建国の歴史とともに歩み、古き良きアメリカの血脈を引き継ぐ由緒正しきメーカーなので、古着好きな自分には刺さりました。
    そこからというもの、ベージュやグレーを買い足したり、ブリムが長いものや短いもの、フラットなもの、反りのあるものなど、さまざまなシルエットを購入

    夏場はストローハットにも手を出し、気づけば狭いクローゼットなのに結構な数になっていました。
    服と違ってハットは畳めないので正直かさばるんですが、それでも買っていました(笑)

    そのうちハットが自分のトレードマークのようになり、何も被っていない日は
    「今日帽子は?」「なんで今日は帽子被ってないの?」と言われるように。
    ハットが自分にとって、タモリさんのサングラスや江頭さんの黒タイツのような存在になった気がして、なんだか嬉しかったのを覚えています。

    年齢を重ねるにつれてシンプルな黒い服を着ることが増え、結局今一番気に入っているのは、黒のフェルトでブリムが長いタイプ。
    ブリムはやっぱり長い方が好きです。
    短いとどうしてもハット全体が小さく見えて顔が大きく見えてしまう。
    その点、ブリムが長いと顔まわりのバランスも取りやすくて、小顔効果もあるような気がしています。
    今ではその形ばかり被っています。
    上から見た時の、美しい山なりのセンタークリースも好きなのですが、ティアドロップタイプよりも、自然な折り目の美しさが出る方が好みです。

    基本的に今はシャツスタイルが多いので、ハットを被ることで、渋さが増すと思っています。
    それに、とりあえずハットがあれば人とあまり被らないし、オシャレに見えるっしょ!っていうくらいの軽い気持ちで、あまり深く考えずに被っています。
    まぁ要は自己満。良くも悪くも勘違いです!!(笑)

  • 今の服選びにつながる一枚。

    最近、バンドTシャツが高騰しているという話を耳にする方も多いと思います。
    ヴィンテージのものだと何百万円もの値が付くそうですね。
    その話を聞いて、自分もタンスを漁ってみましたが、残念ながら高値が付きそうなものはなさそうでした(笑)
    ですが、高値が付かなくても自分がカッコいいと思えればそれでいいんです。

    先ほどハット紹介の中で少し触れたパンクバンド、BLINK-182。
    そのメンバーがサイドバンドとして、BOX CAR RACERという名で活動していたのをご存じの方もいると思います。
    BLINK-182とは真逆の印象のバンドですが、20代前半の頃の僕にはそっちの方がカッコよく思えました。
    当時は、バンドTシャツばかり着ていたので「どうしても欲しい」と思い、探し始めたBOX CAR RACERのTシャツ。
    そして苦労の末に見つけたのが、この一枚です。

    何と合わせても邪魔をしない、この無駄を削ぎ落とした感じがまず良い。
    BLINK-182のTシャツは派手な配色やグラフィックのものが多いのに対し、こちらはいたってシンプル。
    バンドTでロゴだけのデザインというのも、結構珍しい気がします。
    そして背面には、アルバムジャケットにも使われている、子供の輪郭をかたどったデザイン。
    これがまたアート作品のようでもあり、どこか怪しげでホラー映画のワンシーンのような雰囲気。
    BOX CAR RACERのダークな世界観がそのまま反映されているのが魅力だと思っています。

    輪郭がぼやけたプリントも良いんですよね。
    少し色褪せた感じで古着っぽさがあるので、ガシガシ洗濯しても気にならない。
    むしろ着込んでいくことで、さらに雰囲気が増している気がします。
    実際、黒色がかなり褪色してきていますが、それもぼやけた輪郭と合っているのかなと思っています。
    そして前後どちらから見てもBOX CAR RACERだと分かるところもお気に入りです。

    これを機に、それまでは「好きなバンドなら何でも着る」という感覚だったのが、好きなバンドのTシャツの中でも、より日常で着やすいものを選ぶようになりました。
    普段のTシャツ選びも、派手な配色や大きなグラフィックのものより、シンプルなデザインを好むように。
    色も自然と黒や白といった落ち着いたものが増えていきました。
    年齢を重ねて服装自体が変わってきたというのもあると思いますが、単色のシャツやジャケットのインナーとして着ても主張しすぎない、さりげないロゴやデザインに惹かれるように。

    そう考えると、このTシャツはただ好きなバンドのTシャツというだけでなく、自分の服選びの価値観に少なからず影響を与えてくれた一枚だったのかもしれません。

    やっとの思いで見つけたお気に入りのバンドのTシャツ。
    だから今後飽きることもないし、誰かに譲ることもないと断言できます。
    またこのTシャツが活躍する季節になってきました。
    今年はどんな服と合わせようか、すでにワクワクしています。

来年のSS展示会

AM / Web Director

7月より27SS展示会が本格スタートします。
有り難いことに多くのメーカー様とお取り引きがあり、多くの展示会に伺うため
繁忙期は休まず対応を行い、みな様へより良いご提案をできればと過ごしております!

  • タイムレスで、スタンダード。

    Wallet COMME des GARÇONSのL字型ジップウォレットを長年愛用しています。
    シンプルながら無駄のないコンパクトな美しさと、高い機能性を兼ね備えた財布です。

    最初にスタンダードな無地を手に入れて以来、型押しレザーやガラスレザー、複数の型押しを組み合わせたIntersectionまで、気づけば5回ほど買い替えてきました。

    もともと購入したのは、キャッシュレスが今ほど普及する前のこと。
    極力クレジットカードだけで生活しようと思い、小銭は最低限、札入れとカードが5枚入り、さらにキーホルダーも付けられることを条件に探し当てました。

    実際に使い始めてまず驚いたのは、L字ファスナーを開くだけで、小銭・お札・カードのすべてに同時にアクセスできること。
    中央のポケットに小銭、右側にお札、左側にカード。
    構造はとてもシンプルですが、それが逆に使いやすい。
    仕切りが最低限だからこそ、不要なレシートなども溜め込むこともなく、自然と財布の中も整理された状態を保てています。
    必要な紙幣とカードを入れても厚みが出にくく、パンツの前ポケットに入れても気にならないところもお気に入り。
    また、毎日使うものだからこそ、使い潰して買い替える時に比較的手が届きやすい価格帯なのも魅力だと思います。

    紙幣を折って入れる仕様については、購入当初こそ気になっていましたが、。
    ただ、その後キャッシュレス決済が普及し、現金を使う機会がほとんどなくなった今では、まったく気になりません。
    世の中にはミニマルな財布が数多くありますが、この財布は何年経っても色褪せない“究極の定番”だと思っています。
    Wallet COMME des GARÇONSが続く限り、自分の定番としてこれからも付き合っていきたい財布です。

  • 365日持ち歩く、頼もしい相棒。

    たどり着いたのは、アンベルの「大きくて、軽くて、日差しも遮る」折りたたみ傘。
    これまで定期的に「いい傘はないかな」と探しては、ノーブランドのものから無印良品、アメリカの傘ブランドTOTESまで、様々な折りたたみ傘を試してきました。
    大雨の日以外は、電車や移動時のに長傘を持ち歩くのが苦手なので、基本的に折りたたみ傘を使用しています。
    そのため、直径が大きい折り畳み傘を選んできましたが、傘専門メーカー・アンベルのVERYKAL LARGE Flatを使い始めてからというもの、今のところこれを超える折りたたみ傘は無いかもしれないと感じています。

    一般的な折りたたみ傘は直径90〜100cm程度のものが多く、これだと急な雨でバッグや肩が濡れてしまうという弱点があります。
    自分が傘選びで絶対に譲れないのは、「直径110cm前後」というサイズ感。
    この傘は親骨が60cmあり、開くとの直径は約107cmと大判サイズ。
    土砂降りの雨でも、背負ったバックパックまでしっかりカバーしてくれるので安心感があります。

    ただ、これだけ大きい傘となると、普通は重くてかさばるもの。
    実際、過去に使ってきた大判の折りたたみ傘は頼もしい反面、バッグの中でずっしりと存在感がありました。
    その点、この傘は名前の通り、たたむと驚くほど薄く平らになります。
    バッグの隙間にストンと収まり、日傘兼用でありながら重さは約210g。毎日持ち歩いていても全く苦になりません。

    そして近年、雨対策と同じくらい重要になったのが、夏の強烈な日差しと熱中症対策。
    この傘にはヒートブロック生地が採用されており、なんと遮光率100%、UVカット率99.9%以上。
    傘に入った瞬間、体感温度がスッと下がるような感覚があります。
    今やこの傘は雨具としてだけでなく、夏の「持ち運べる日陰」にもなるので、一年中手放せない存在になりました。

    超軽量・薄型を追求しているため、風が非常に強い日は大判な分、風の影響を受けやすい面もあります。
    ですが、自分の場合は大雨や台風やの日は長傘を使うので、それ以外の日に携帯する傘として考えれば、これ以上のバランスを持った傘は他にありません。
    色々な折りたたみ傘を試してきましたが、大きさ、軽さ、そして遮光性を兼ね備えた機能美。
    アンベルのVERYKAL LARGE FLATは、毎日の外出を文字通り「全天候」で支えてくれています。

 

記事監修スタッフ:kodama
身長:158cm
2022年入社。大手セレクトショップで5年半、Collectで1年の販売員を経て、現在はJOURNAL制作を担当。カジュアルをベースに女性らしさや“今の気分”に合ったアイテムを柔軟に取り入れたスタイリングが持ち味。
プライベートでは一児の母。趣味は映画観賞で、見た映画の数は700本を超える。

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