革の持つ特性を活かして、自分の足から成型するシューズ。comonoで用いられてきたテクニックが着想元の一つにもなっている。
アッパーはベジタブルタンニン鞣しのキップレザーを使用し、レザーソールは足あたり, 返り, 沈みを考えて素材が選ばれています。インソールはレザーの繊維を膨らませたものを選び、よりフットプリントが出やすい革が使われています。三年を経てようやくプロダクト化することができた一足。
foot castは、自分の足からレザーシューズを成型できる、セルフ・モデリング・プロダクトです。
ファッションの領域におけるテクノロジーを用いたジャストフィットの提案に対し、シューズにおいて、伝統的な革靴のオーダーメイドでも、テクノロジカルなスニーカーの文脈でもない、エンダースキーマなりのアプローチができないか考えました。foot castでは、立体物を成形する際に用いられる、レザーの可塑性を利用したウェットフォーム技法からヒントを得ています。このプロダクトは、完成したシューズを原型として「水で濡らす→足を入れて3分待つ→乾かす」というプロセスを踏むことで、足の形に寄り添うレザーシューズをモデリングすることができます。手工業の技法と自分の足がつくりだす「フィット」は、テクノロジーを介して提案される「ジャストフィット」に対して、そのプロセスも含め異なる質感を持つのではないでしょうか。
1 シューズを満遍なく含浸するまで水に浸します
2 タオルなどで水が滴らない程度水気をとります
3 濡れた状態のシューズに足を入れ、しっかりと体重を掛けます
4 つま先だちをしたり、その場で歩くなどして屈曲部に動きを加え革を伸ばした後、体重をかけたまま3分間直立します
5 形をできるだけ崩さないようにシューズを脱ぎます
6 風通しの良い場所で陰干しをします (季節によりますが、目安として2日間)
7 甲革全体に付属のデリケートクリームを塗布して完成です
※革本来の風合いを生かしているため色味や風合いが一点ごとに異なり、多少の色ムラ、汚れ、キズ等ある場合がございます。予めご了承ください。
一般的なサイジングでオールスターの27cmを履いているスタッフは本商品ではサイズ5をセレクトします。
普段履いているサイズをお選びください。
cm | |
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4 | 25.5〜26.0 |
5 | 26.5〜27.0 |
6 | 27.5〜28.0 |
商品コード | mj-rs-fch |
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サイズ | 4, 5, 6 |
素材 | upper : cow leather sole : leather sole |
生産国 | 日本 |