1988年、一点主義からアートへの転換を試みて立ち上げられたCOMME des GARCONS SHIRT(コム デ ギャルソン シャツ)。「ひとつのアイテムによって成立するブランド」として設立されたが、近年はアイテム数を増やしTシャツやジャケット、パンツ等も展開。

コム デ ギャルソン シャツの歴史

1961年にデザイナー川久保玲によって始動し、1981年のパリデビューではその独創的なスタイルでモード界に一大旋風を巻き起こしたCOMME des GARCONS。アヴァンギャルドなクリエーションでシーンに影響を与えながら、1988年にシャツのみでつくるという発想からスタートしたブランドラインが『コム デ ギャルソン シャツ』です。

コム デ ギャルソン シャツの特徴

世界的なアーティストとのコラボレーションアイテムが特に有名です。バスキア、フューチュラなどの作品を使ったアートとの深い関係が垣間見えるプロダクトを生み出しています。また、ナイキ、シュプリーム、アシックスなどスポーツやストリートブランドとの共作も多く、バックグラウンドの奥深さを感じさせます。一方でコム デ ギャルソン シャツの定番ラインとも言える「フォーエバー」ラインでは、ベーシックなデザインながら素材や縫製ともに徹底したこだわりを見せ、その名の通り時代を超えて愛されるアイテムを作り続けています。