デザイナー柏崎 亮氏が2010年に立ち上げたHenderScheme(エンダースキーマ)。ブランド名は、心理学で社会的、文化的な性差を意味する「ジェンダー スキーマ(gender scheme)」を超えるという意味で、アルファベットでGの次に来るHを使いHenderScheme(エンダースキーマ)としています。

良質なレザーアイテムを中心に展開するエンダースキーマ

20代で革靴作りを学んだ柏崎氏が展開するエンダースキーマの代表的なアイテムに、名品キックスへのオマージュとして全行程を職人の手作業で作られるシューズがあります。技術的な問題からも、これまでに天然のヌメ革を用い経年変化を楽しめるハイクオリティなスニーカーなどなかなか存在しませんでしたが、日本の職人による繊細な技術がそれを可能にしました。

エンダースキーマの幅広いアイテムとブランド展開

革製品のノウハウを背景に、シューズのみならずバッグ、財布、キャップ、ベルトなど、ブランドを代表的するレザーアイテムは数知れず。2016年にsacai、2017年にはadidasとのコラボレーションシューズを発表。一方、直営店となる「スキマ(sukima)」を東京・恵比寿に、2号店を合羽橋にオープンするなどブランドの世界観を表現するショップも展開しています。