1982年に始まったフォークランド紛争時、兵士が自費を出してでも戦地へ持って行ったとも言われている、このソルウェイジッパー型。そのモデルをベースに身幅と着丈のバランスを今の気分にモディファイ。オリジナルの細くて長いイメージから、着やすい今着用したいバランスに徹底改造しています。
・テキスタイル
英バブアー社が1980年代の数年間のみ生産していた伝説のDPM迷彩を乗せたモデル・ソルウェイジッパー。通常街着としてはパンチの効いたDPM柄ではあるが、ある時、過度にオイルのリプルーフを行い、汚れも相まった個体を見た時、今回のシャドー迷彩を思いついた。ベースをダイワインターテックの中でも既に英べ○タイルを打ち込みを遥かに超えたAUBERGEクロスを白の生機、未加工の状態で京都のプリント工場へ送り、そこで1960年代のDPM柄を顔料でプリント。その後、色を加えたオイルを含浸させてリプルーフ染めとも言えるようなシャドウ加工を施している。元々、水や汚れを弾き飛ばすべ○タイルのため、プリントを固着させるのは至難の業であり、まさしく工芸的印刷技であった。