英国製オークバークレザーのベルト。主に高級靴のソール用に使われ、効率的な量産は難しいとされるオークバークレザーは、時間をかけてなめすことによる粘りとコシが持ち味。今回はイギリスから直輸入したオークバークレザーの中でも特に繊維の密度が高く、硬さのあるバット (お尻部分) を用い、日本の老舗ベルト専業工場でナローベルトに仕上げています。バックルはシルバーのみ、国産の真鍮製。
紀元前から伝わる、現存する中で最古のなめし方で作られるオークバークレザー。木の革を粉砕して抽出したタンニンで1年を超える長い時間をかけてなめされたレザーは、しっかりとタンニンが染み込み、粘りとコシがあり堅牢度が高いのが特徴です。生産にかかる時間が長く量産には不向きな上、なめし剤に使われている樹木の絶対数が減少していることもあり、その価値は年々高まっています。